

医療生活協同組合とは、地域のひとびとがそれぞれの健康・医療とくらしにかかわる問題をもちより、組織をつくり医療機関をもち、運営し、それらを通じて、その医療機関に働く役・職員・医師をはじめとした医療専門家との協同によって、問題解決のために運動する、生協法にもとづく住民の自主的組織をいいます。生協には、コープおきなわのような購買生協や、学校生協共済生協などがあり、医療生協もその仲間です。
沖縄医療生協には、70221名(10年4月現在)の組合員が加入しています。
沖縄協同病院は、沖縄医療生活協同組合のセンター病院として1976年3月に豊見城村(現豊見城市)真玉橋に開院しました。「わったぁー病院」として多くの沖縄県民や地域、組合員の皆様に支えられ、信頼される医療機関を目指して取り組んできました。施設の老朽化などで2009年6月より国場川を挟んで向かい側の那覇市古波蔵に移転しました。
沖縄医療生活協同組合は、3院所(沖縄協同病院、中部協同病院、とよみ生協病院)、4診療所、5介護関連施設と幅広く活動の場を広げています。
現在沖縄協同病院(新病院)は、標榜診療科24科、280床の総合病院で救急医療をこれまで以上に充実させ、とよみ生協病院(旧 沖縄協同病院)85床と連携をとりながら医療を提供しています。1日外来患者数約900名、1ヵ月の救急車搬送数は、250?300回を数えています。那覇空港に近いということもあり、飛行機内で急変した旅行者(外国人含む)が搬送されてくることも珍しくありません。また与那国や伊是名、与論などの離島や国頭村の安田などから診察に来られる患者様もおられます。
このような多年にわたる救急医療の貢献にたいして、昨年、厚生労働大臣より「平成21年度 救急医療功労者厚生労働大臣表彰」を受賞しました。
当院は、2000年4月に県内の民間病院でははじめて厚生労働省臨床研修病院の指定を受け、毎年多くの研修医(毎年10名前後)を受け入れています。また検査室でも、琉球大学医学部保健学科の臨床検査技師コースの学生4名前後(3年生2名、4年生2名)の病院実習を受け入れています。近隣の高中小学生の病院見学(検査室見学含む)も開催しています。
沖縄協同病院の理念
○ 患者様に信頼され、質の高い安全・安心な医療をめざします。
○ 人権を尊重し、納得のいく説明と同意、情報開示を提供します。
○ 地域と連携し、総合的な医療・福祉・介護の提供に努めます。
という理念のもと、「救急車を断らない」、「差額ベッド料金をとらない」方針で運営しています。
沖縄協同病院は、全床(280床)の3割に当たる個室がありますが、差額ベッド料金を徴収していないことは、患者様から大変喜ばれています。
当院は1999年9月より電子カルテの運用を開始しました。現在は紙の伝票類、検査報告書等の大部分は電子化して、検査報告の迅速化、書類の保管スペースの縮小など経営的にも貢献しています。異常値報告も主治医に直接メールで報告(緊急時はPHSへ直接連絡)しており、メールを開くと直接患者様の電子カルテと連動して早急な対応に結びつけるようになっています。また診療記録も単に保存するだけでなく、蓄積されたデータの医療統計や疫学研究など様々に活用されています。

検査室は23名のスタッフと1名の助手で、365日24時間体制で運営されています。
検査室は大きく分けて1階の生理検査部門と3階の検体検査部門に分かれています。
生理検査部門には、8名の検査技師、検体検査部門は、15名の検査技師が一般、生化学、血液、輸血、細菌、病理の各部門で業務を行っています。
業務時間は、8:30から17:00までの日勤と16:45から翌日8:45までの宿直1名、そして1名の残り当番(8:30?21:00)体制をしいています。祝祭日は日勤1名、宿直1名体制で運営しています。専門資格者として細胞検査士3名、認定超音波検査士6名が在籍しています。検体検査部門は、当院の検体のみならず、他の2院所や4診療所など関連施設からの検体検査も行っています。
当院検査室は、毎日5、6名の技師が、4診療所、とよみ生協病院、耳鼻咽喉科、アンギオ室、採血室(不定期に出張健診も)へ出向しております。実際には、出向者、宿直や休日出勤の代休などで日勤帯に検査技師は、検体検査部門で8、9名程度、生理検査部門で3、4名で業務を行っています。
そのため、急病などで欠員がでると業務を行うことが困難になるため、1名の技師が複数の業務ができるようにしています。例えば耳鼻科検査を行える技師を複数名研修し、各部門に配置し(生理検査2名、血液検査2名、生化学1名)欠員が生じてもすぐに補充ができる体制を敷いており、患者様、臨床側へ迷惑をかけないようにしています。検査業務以外にも各種患者会や感染対策委員会、NST委員会、安全衛生委員会などへの参加も積極的に行っています。また毎年、検査部門学術研究発表会(通称 検査ミニ学会 今年で17回目)を開催しており各技師のモチベーション維持に役立っています。
検査室のモットーは、
○検体は大切に、患者様には丁寧に、気持ち良く安心して検査が受けられるように努める。
○検査の内容や結果がわかりやすく身近に感じられるように努める
○知識、技術を高め正確、迅速に努める
○患者様の声に耳を傾け、他の職種とも連携して患者様主体の医療をめざす
○コミュニケーションを大切に、お互いの信頼を高め積極的に、楽しく仕事に取り組む
これからも県民、組合員のために、よい医療を提供できるよう検査室一丸となって取り組んでいきたいと考えています。
- 沖縄医療生活協同組合 沖縄協同病院検査室 (2010-06-16 08:21:20)
- サイト上での紹介希望施設様 (2010-02-16 01:28:38)
- 南部徳洲会病院検査室 (2010-02-16 01:17:17)


