ご挨拶

ご挨拶

このたび、2021 度日臨技九州支部医学検査学会(第 55 回)を一般社団法人沖縄 県臨床検査技師会が担当県となり、2021年11月6日(土)、7日(日)の両 日に渡り、沖縄コンベンションセンターにて開催いたします。 現在の世論は、コロナ禍によりこれまで経験のない状況に陥っており、生活様式も大きく変化しております。それは、私たち医療現場において最も影響を受けており、臨床検査は感染症検査の最前線に立ち危険性を伴いますが、逆に感染症検査や遺伝子検査の専門家としてPRできる立場だと確信しております。
現在日臨技では、「医師の働き方改革によるタスクシフト/シェアリング」と「臨床検査技師の卒前教育の見直し」の2本柱で検討が進んでおります。これからの臨床検査技師の業務拡大や技術向上を視野にいれており、我々の意識改革と今後の取り組みが非常に重要となってきます 。 本学会では、「パラダイムシフト~臨床検査のさらなる挑戦~」というタイトルをかかげております。パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを意味しており、まさに現在の状況だと思います。今後のタスクシフト/シェアリングを介し、これから臨床検査の現場、臨床検査技師の立場は、大きな変化に対して柔軟かつ迅速に取り組まなければなりません。非常に重要な挑戦が求められています。
今回、このような現状を踏まえたテーマとさせていただきました。このテーマを基に、特別講演・シンポジウム・部門別企画・一般演題・学生フォーラ ム・ランチョンセミナー・機器試薬展示などを企画しており、本学会が、みなさまの新しい領域へ踏み出す一歩となり、みなさまの記憶に残る学会となることを目標としております。
沖縄県は、10 月下旬からは 11 月中旬にかけて秋晴れの日も多くなり、天気が安定し、一年のうちで最も過ごしやすい気候となります。青く透き通った海と澄み切った空の元で、学会と同時に食や観光など琉球文化に触れ沖縄を堪能していただければ幸いです。
最後に、コロナ禍の影響で先が見えない状況ですが、そのような状況だからこそ人との出会いを大切に考えており、学会へ多くの発表及び聴衆へ参加され人脈とコミュニケーションアップを図れる場にしたいと考えております。新型コロナウイルス感染防止に向けては万全の対策を図る所存でございます。九州・沖縄各県の会員のみなさまには一般演題登録をお願いするとともに、会員、賛助会員、学生のみなさまの多数のご参加を実行委員一同、心からお待ちしております。

学会長 山城 篤 (那覇市立病院)
一般社団法人 沖縄県臨床検査技師会 副会長